そもそも、今回お出かけのキッカケはややこしい。

腐っても「店長」の肩書きを持つ以上、お盆、正月以外でまとまった休みを取るのは難しいのだが、スタッフに協力して貰い10月11.12.13日は計画的に三連休を貰っていた。
たまには自分本位の休みも良いだろうと、子供達には内緒で計画を練っていたのである。

@当初の予定
きれいなネーチャンとバイクで「タンデムツーリング」。

A予定修正
よく考えると後ろに乗っかってくれる子がいないことに気付き、速攻「ソロツーリング」に切り替え。

B予定大幅変更
手頃な温泉地をガイドブックで探していたところ、下の娘に見つかる。
「ずるーーーい!」
次女は本気でゴネ出すと手におえません。
仕方なく家族3人で白浜へ行く事となり、すぐに宿も手配させられました。

Cドタキャン
10日、宿泊前日に長女が高熱を出し、止む無くキャンセル。

Dそして・・・
12日夜になって、すっかり元気になった長女が一言。
「父さん、折角の連休やのにどっこも行かへんの?」
おまえのせいやーーーちゅうねん!!

そんじゃ、連休最後の明日は自由にさせて貰いまっさ・・・ということで、折角仕入れた情報を元に『白浜温泉ひとり旅』といきますか!
翌日の天気予報はズバリ“雨”
バイクはあきらめ車で出かけよう!
13日
なんと早朝6時

昼過ぎの帰宅を子供達に約束させられた為、思いっきり早出。

自宅前にて撮影
まだ、暗い。
今日の荷物はコレだけ。
さーーーて、しゅっぱーーーつ!
京都南インター手前で朝飯の仕入れ。

普段通りジャージです。
更に普段通りサンダルです。

靴下をちゃんと履いているのが唯一お出掛けの証。
さりげなく朝食をレイアウトしてみました。
さりげないレイアウトパターン その2
名神高速は順調に飛ばせたが、阪和道に入った辺りから台風並みの雨と風。

俺は休みの日にわざわざ早起きして何しんてんだろ?と後悔の念を強める。

岸和田辺りでは、もうウォータースライダー並の水しぶき。
ハンドル取られて命がけのドライブ。
高速を降りた頃から小雨となる。
ここまで約2時間。
雨の割には早く着いたな・・・と思ったら大間違い。
「白浜まで後80Km」の看板。
まだまだじゃん。
海岸線に出てみると、ようやく晴れ間がのぞくようになった。
途中、偶然にも古巣の会社発見。
田辺営業所らしい。
白浜到着!

季節はずれにも関わらず、アベックや家族連れで賑わいを見せていた。
泊まる筈だった宿を発見!

キャンセルして正解?
(失礼)
暫くの時間何気なく浜辺にたたずむ。

小さい頃から親父の影響もあり、夏の海と言えば、大抵が岩場メインであった。
「男たるものチンタラ砂浜で寝そべってられっかい!」
本気でそう思っていた。

砂浜の海へちょこちょこ訪れるようになったのは嫁さんと出会ってからかな。
ただし、夏以外の季節にね。(笑)
「海が見たい・・・」
そのほとんどが“センチメンタルデート”?だったっけ。

季節はずれの、この美しい白浜の「色」と「音」そして「におい」は、当時の「風景」を少し思い出させくれた。