その日、仕事の休みは事前に取れていたし、子供達もそれぞれ友達と約束があるという事だったので、新しいカラーリングを施されたスティードを駆り、近場の温泉(行きつけの滋賀県くつき温泉)にでも出かけるつもりでいた。
ところが前日、バレンタインデーの興奮も冷め遣らぬ夜(嘘 関係無し)たまたまHPの掲示板で、同じスティード乗りの「よっしー」さんと「しもっぺ」さんが淡路島に行かれるという情報をキャッチ。
「よっしー(ヨシ)、突然現れて驚かせてしもっぺ(やるっぺ)」(寒)
時間帯もわからぬまま「まぁ、お会い出来なくても遠出する良い機会じゃけん」と安易に即決したのであります。
休日は12時まで寝るのが常のおんまさんでしたが、翌朝はなんと9時起き。
せっせと身支度を整え、頭も整え・・・られへんちゅうに!
いざ、出発!!
いや、寒い。
やっぱり寒いぞ。
更に、バイカーの先輩からもらった(返し忘れただけという説もあり)グローブが数日前の雨で濡れたまま乾いてない。
手先を含め、いきなりスタートから身体が冷えていく。
暫くは慣れ親しんだR171を南下。 |
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気まぐれに、茨木から高速へ。
初体験につき、ゲートでやや手間取る。 |
高速は寒い寒い。
事故のトラウマで80km以上では走れない自分だが、時速2〜30kmの差が与える冷たい風が、こんなに辛いものだなんて・・・ |
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吹田のサービスエリアにていきなり休憩。
本当に寒い。
先が思いやられる。
すでに弱気の表情が滲み出ている。 |
気を取り直して出発するも、寒さは変わらず。
辛抱堪らず西宮で下道へ降り、そのままひたすら西進。
いったん冷えた身体は震え続ける。
路肩の工事中で渋滞箇所多し。 |
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寒さに耐えきれず、三宮あたりで早めの昼食。
手前は好物のフィレオフィッシュバーバー。(京都ではハンバーガーの事をおしゃれにハンバーバーと呼ぶ) |
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一人で撮ってます。
隣の席のガキンチョが大笑いしやがった。 |
ホッコリ温まり、このまま帰りたくもなるが、外へ出てみると気候も良くなり、やや元気を取り戻す。
いくつかの想い出のある美しい三宮の街中をすり抜け海岸線へ。
須磨も久しぶりだ。家出が趣味だった嫁さんを迎えによく来たもんだ。(笑)
山陽電鉄を右に、美しく静かな海を左に、快適なライディングが続く。
前後にも、対向にもバイカーがぞろぞろ増えてきたようだ。
そろそろ明石海峡大橋が見えてくる頃かな?
あれっ?今、垂水の入り口右手の指示が出てなかったっけ?
海も淡路も左だろうが!
5分ほど疑いながら走るも公共看板を信じてUターン。
あっ、やっぱり山手に入らないといけないようだ。 |
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道に迷いかけたところで、トイレ休憩。
くどいようですが、一人で撮ってます。
散歩中の老婆が、哀れむような悲しい目で見ていました。 |
結構上りましたよ。
もう一度疑って引き返しそうになる直前に、しっかりと「明石海峡大橋入り口」発見! |
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明石海峡大橋とつにゅ〜う! |
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せくしーひっぷ |
きもちーよかー。
止まって写真取れないのが残念だけど、ほんとに大きく壮大な吊橋からの眺めは最高でし。
想像よりは長かったが、でもやっぱりあっと言う間に淡路島。
日本最大級のうたい文句を掲げる「淡路サービスエリア」へ到着。 |
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すっげー!!
(ジローラモ・パンツェッタ調)
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淡路島って結構広いね |
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逆光だよってば |
いくつかの観光スポットまで足を伸ばすつもりだったけど、もう既にくたくた。
早速、目標ゴール地点の温泉を目指す。 |
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今ひとつインパクトにかける正面玄関の「美湯 松帆の郷」 |
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字が隠れてるって
セルフシャッター初心者 |
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背景を選びなさいってば
センスなしカメラマン |
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どうしたっ?
おっさん
なんだ!
何が言いたいのだ! |
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