ポルシェを手がけたイタリアのデザイナー「ジウジアーロ」の作品として知られる117だが、極端なスタイルは好みが大きく分かれた。
バージョンは中期量産型丸目のXTと呼ばれ、エンジンも1800ccシングルカム105馬力と非力なものであったが、当時でさえあまり見かけないこの車は「人と同じ」であることを極端に嫌う自分の性格にぴったりであった。
ハンドル重い、加速悪い、ミッション入りにくい、中古のオンボロだったが大きなトラブルは無く、青春を共に歩んだ、まさに「愛車」であった。
早朝の五条京阪前
この黒のアロハは今でも着ている。
当時お約束の真っ赤なフロアカーペット。
クラシカルなインパネが大好きだった。
よくつるんでいた
「稔治’s エンブレムだけR」
こちらも仲間
「福ちゃん’s 軟派シルビア」
毎年の恒例
「一睡もしないで酒も抜けないままのフラフラ鳥取ツーリング」
左が117の後ろ姿
浜辺で女性とお知りあいになる事の出来なかったメンバーはガレージで野宿。
夏は甚平だよ
社会人となり、家を出て嫁さんと同棲を始めた安ワンルームには駐車場が無く、暫く路駐で通すも近所の目が気になり始め、やむなく手放す。
以後車なし生活が数年続く。