第五問 さぁ、いよいよ最終問題です!


A. ○代は、小学一年の時 バイオリンコンテストで地区優勝したことがある


B. 小学一年のある夕暮れ、いつものように外で暴れまくり門限を大幅に過ぎて帰宅したところ、玄関が閉まっていた。
「なー、あけてーなー なー」
呼んでも呼んでも返事が無い。
「もうせーへんしー」
外はだんだん暗くなってくる。
「なー ごめんなさいってー ゆるしてーなー」
家の中は静まり返っている。
豆腐売りの声も、カラスの鳴き声もいつしか無くなり、不気味な月明かりが空気の抜けたドッジボールを照らす・・・
「う〜、うわーーーん!もうっ!ごめんってー あけてー なあ、あけてーやー!」ドン!ドン!ドン!
扉を叩きながら大声で泣き喚く。
「えーーーん、えーーーん おかーちゃーーーん!!」ドン!ドン!ドン!
その時・・・ふと今朝の母親の一言が蘇った。
「今日出掛けてるし郵便受けの中にカギ入れとくで、おとなしい待っとりやー」
うっマズイ・・・ 子供ながらに顔から火が出る恥ずかしさ・・・どうしよう・・・とりあえず・・・郵便受けからこっそりカギをとりだすと、より以上大きな(つくり)泣き声をあげながら、、さも、今おかーちゃんが玄関をあけてくれたかのごとく、
サッっと家に入り込み近所の「目」と「耳」を誤魔化した事がある。